オルタナティブな1stアルバムからの1曲
動画は東京事変Versionです。こいつがまたかっこよくて。
20年以上前の1990年代末だったと思うのですが、椎名林檎さんが出たときは衝撃的でした。歌ものリスナーよりもむしろバンドマン界隈が騒いでいたと思います。
「ピザ屋の彼女になってみたい」
という歌詞の一節が私の中では印象的でして。
就職して何年か経った25歳頃、かなり忙しい職場だったので隣の席の女性と会話する事が唯一の気持ちが休まる時でした。
隣の席の彼女曰く、ピザ屋の彼氏がいるとの事でした。
ところが彼氏はピザ屋ではなく、同じ職場で働く男性だったのです。
センスのいいごまかし方だなぁーと思いました。しかしピザ屋の彼氏の元ネタは丸の内サディスティックの歌詞か否かを聞くタイミングもなく、もう会うこともなくなりました。
それ以降、出張で丸の内付近に行く度にこの曲を自然と口ずさんでいる自分がいます。
ジャズっぽい7thコードを多用した進行がとても心地よくて。
10代でこんな曲を作れる椎名林檎さんは、やっぱり天才だと思います。