湊かなえさんの作品は今まで何点か読ませていただきましたが、デビュー作であり代表作と思われる告白は未読のままでした。
本屋さんでひときわ目立つピンク表紙の文庫本が目にとまり、あれこんな表紙だったかなぁと手に取ってみると
カバーが二重になっていました。最近文庫本にはこんな形式が多いですね。かわいい女の子の絵が表紙の文庫本を手に取ってみると過去の東野圭吾さん作品のカバー違いだったりすることが多いです。
ピンク色の当作は呪術廻戦の作者が書き下ろししたそうな。
内容はというと今まで読んだことが無かったことを後悔し、さらに記憶を白紙にしてからまた読みたいなぁと思うレベルの超傑作でした。おどろおどろしさというか登場人物の救いの無さ感が若干後味悪いですが、それを含めて人生で出会った小説の中でトップ10以内には入りそうなめぐり逢いでした。
久しぶりに夜中寝なくちゃ状態で電気を消しても続きが気になってまた読み始めてを繰り返してしましました。結局最後まで読破、昨晩は２時間しか眠れませんでした。
どうやら10年以上前に映画化もされていたようでして主演は松たか子さん！大好きな松さんが森口先生を演じているようでして。これは観てみたいですね。連休中に観ると思います。
